Kickstarter日本語文章
このページは、映画製作資金募集のキックスタータープロジェクト
Dancing Across the Amazonの日本語説明文です。(クリック→)
ご観覧いただき、本当にありがとうございます。 よろしくお願いします。 宮川竜一
【いちばん美しい時間を過ごしたアマゾンと、二度の挫折】
未知の世界で、文明の機器に頼らず冒険がしてみたい!という思いが僕をアマゾンへとかき立て、
19歳だった僕は大学在学中にアマゾン川を1000km、単独イカダ下りしました。
大量の虫に刺されては痒さと痛みに悶え、毎日たったひとりで汗だくになりながらイカダをこいで巨大な川を下りました。
そして夜中には満天の星空に抱かれて眠るような日々を過ごしました。
水面から突き出る流木に衝突してイカダが動かなくなったり、大量の虫に刺され、夜も眠れず歩けないほどの痛みに襲わ れました。
そして虫刺されの痕が悪化し、一時入院。時間切れで、目標地点までたどり着くことが出来ずに帰国をしました。
アマゾンの旅は、それまでの人生でいちばんキツくて、いちばん美しい時間 でした。
帰国後、旅の感動を人に伝えたいと、同級生たちと共にアマゾンで撮影したビデオを編集し、映画をつくろうとしました。
しかし映画づくりについて何も知らなった僕は、悩んだ末に断念をし、自分で一から動画編集や撮影の方法を勉強しまし た。
アマゾンの旅に加えて映画づくりと、二度の挫折を経験し、僕は意気消沈してしまいました。
【自分の夢を否定すること】
「もう一度あのアマゾンで大きな挑戦をし、映画を作りたい」という思いが日々強くなる一方で、大学卒業が近づくにつれ、人生の進路につて迷い始めました。
「アマゾンへの再挑戦」という夢を掲げることよりも、与えられたレールに沿って歩くことの方が現実的に感じられました。
そのとき、更に社会からのプレッシャーを感じ、夢はもう忘れよう、と思いました。
自分で自分の夢を否定することは、それまで自分が歩んできた道をも否定することのように感じられました。
【やりたいことを思いっきりやっている人たち】
そんな中、卒業直前に東日本大震災が起き、映像の勉強をしていた僕は、震災直後の東京の様子を自分で英語で喋りながら撮影した動画をインターネット上で掲載しました。
するとそれがドイツのニュースサイトで取り上げられ、そのサイトで震災ビデオ日記を連載することとなりました。
そしてその半年後には、実際にドイツへ行くことができました。
ドイツを観光した後、学生時代に演劇を勉強していた僕は、イギリスのエディンバラで毎年行われる「フリンジ」という路上パフォーマンスフェスティバルを
見に行きました。ひたすら笑顔でダンスをするパフォーマンス、道端を歩いている人を巻き込んで即興劇をつくるパフォーマンスなどがありました。
そこには、人目を気にして怖じ気づくこと無く、笑顔を広げ輝いている人たちの姿がありました。そして彼らの背中から聞こえてきたのは、「人生は一度だけ。
大好きなことを思い切りやらないでどうするんだい?」というメッセージでした。そして僕は、アマゾンの旅と映画づくりの再挑戦を決意したのです。
自分の限界を勝手に決めるのではなく、大好きなことを思い切りやる人生にしたい。
そして自分の活動がきっかけで、そういう人たちが増えたら、最高だと思う。
そして世界の人たちに笑顔を届けながら、旅や幸せ、孤独、そしてエネルギー政策と環境破壊について考えるきっかけとなる作品が作りたい。
【二本の映画】
映画(1)(ダンス映画)
短編映画。インターネット上にアップロード予定。
「ティーティーウー」という僕の空想上のキャラクターがいます。
ティーティーウーは、自由の代名詞です。人に嫌われることを恐れずに、好きなところで好きなだけ踊ります。
そして彼は、自分が大好きなことを思い切りやることが、人を笑顔にするのだと知っているのです。
この映画は、その彼がアマゾンのジャングルや川で、動物たちや現地に住む人たちとダンスをする作品です。
アマゾンを旅する間、毎日1回ティーティーウーに扮装し、カメラの前で踊ります。
映画(2)(ドキュメンタリー映画)
30分程度の映画で、DVDパッケージを作成し、ダウンロード購入も可能にします。
南米大陸横断の旅のなかで、様々な困難や、沢山の感動的な風景や人との出会いがあると思います。
それらの出来事を映し、自身が冒険旅行で感じたことを描きます。
みんなが大好きなことを思い切りやれる世の中を、一緒に実現させましょう!!
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました。